ハーズが提唱する3つの思考法
「デザイン」とは、カタチや色をやグラフィックを整えることにより、製品付加価値を向上させるものだという解釈もあります。しかし、それでは精神やそれを取り囲むものの、隠れた問題の根本的な解決に至らず、サスティナブルな状況を構築できません。
ハーズ実験デザイン研究所では、商品開発や地域振興を考えるとき、モノ単体の思考ではなく、社会の中で、人・モノ・情報がどう関わってくるのかを3つの思考法を用いて、本質の解明から「デザイン」を行います。
行為のデザイン思考 (Design of Behavior)
時間軸上の人、モノ、情報の関係性を俯瞰し、バグを見つけ改善することで、スムーズな行為を導くデザイン
感性ポテンシャル思考 (Potential of Sensibility)
誰に対してどの感性が響くのか、感性別のポテンシャルを可視化することで、共感点を生むデザイン
ソーシャルデザイン思考 (Social Design)
社会に隠れた課題を発見し、解決していく仕組みのデザイン
関連書籍:Social Design Conference 2012