IAUD国際デザイン賞2021において、アックスヤマザキの「孫につくる、わたしにやさしいミシン」が銀賞を受賞しました。
IAUD国際デザイン賞
一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)は、「ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」を基本理念として活動しています。
IAUDはその活動の一環として、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いによって、生活に不便さを感じることなく、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰する「IAUD国際デザイン賞」を実施しております。(IAUD国際デザイン賞 webより抜粋)
審査員講評
An easy-to-use sewing machine made by a manufacturer with 70 years experience in the field. It is simple, lightweight, and designed with the needs of older users and children in mind, and with the intention of encouraging people to enjoy making clothes and household items. This is a sewing machine that wants to be used and that people will want to use.
The jury praised this entry as:
A good attempt to improve and simplify an ordinary domestic item that is important to a large part of the population. Refreshingly, this is achieved through a set of innovations designed to include a wide range of users in a cross-generational activity. Its universal design approach makes the sewing machine easy to use for both children and older people.
この分野で70年の経験を持つメーカーが作った、使いやすいミシン。シンプルで軽く、年配の方やお子様のニーズを考慮した設計で、洋服や生活用品を作る楽しさを知ってもらいたいという思いが込められています。使ってもらいたい、使いたいと思ってもらえるミシンです。
審査員は、この作品を次のように評価しました。
多くの人々にとって重要な家庭用品を改良し、シンプルにしようとする良い試みだと思います。世代を超えて幅広いユーザーに使ってもらえるように工夫されているのが新鮮だ。ユニバーサルデザインのアプローチにより、子供からお年寄りまで使いやすいミシンになっています。